>>スプリングフィーバー
色々と後から「あれはああいう意味だったのかしら」とか「こういう解釈もあるな」とか思い始めると止まらない。
作中朗読された詩が、もっとじっくり読みたい。
「宿命に似たり」という所とか。
「わずかに睡蓮が揺れるとあっという間に水面に波紋が広がる(>というような内容)」という所とか。
言葉から湧いて来るイメージが、もう少しでつかめそう。
とてつもなくそれぞれが孤独な映画で、ああ、監督が今現在置かれている世界は、こんな感じなんだろうか、いつか何もかも上手く言ったら、全然違う空気感の映画を撮るだろうか、そうなったらいいのに、と願った。
ただ、生き抜く意思はひしひしと感じられたのが頼もしかった。
>>ヘヴンズ・ストーリー
「観たことに意味がある」と思ってしまいそうだ。
「長さ」自体がある意味、テーマの重さを表現していると言ってもいいのかな。
それにしてもエンディング曲は陳腐過ぎた。そこでがっかり。